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「おいしい紅茶 ティータイムブック」 日本紅茶協会監修 [お茶や珈琲に関する本を読みたいときに]


「おいしい紅茶 ティータイムブック」
1995年1月初版 大泉書店 
監修 日本紅茶協会 編著 日本ティーインストラクター会

紅茶、というと珈琲に比べ、堅苦しいものと思われている方もいらっしゃるかもしれない。
が、実は手軽にリラックス効果が得られる嗜好品である。

私は最近まで珈琲が苦手で紅茶ばかり飲んでいたので、紅茶歴が長いのだが、
最近は簡単に入れられるティーバッグでもかなり美味しくいただけるテトラ型のものなど、
様々なグッズが現れている。また、紅茶の量り売り専門店も増えたし、
海外の紅茶も本当に多くの種類が手に入るようになった。

この本を手に取ったときには「もう少し敷居の高い内容かな?」と思ったが、
読んでみると、紅茶にまつわる言葉がわかりやすく説明されていたり、
紅茶の成分や効用についての項目では、昨今の健康ブームに関連して
「へえー」と思うようなことも書かれている。

もちろん、紅茶の歴史も詳しく書かれているのだが、イラストが添えられていてとても読みやすい。
たとえば、「ハイ・ティー」のハイの言葉の由来は?
ここで書いてしまってはつまらないので我慢して黙っておくが、結構意外な由来だった。

おいしい紅茶の入れ方はもちろん、紅茶のバリエーション、特にアイスティーをおいしく入れる
方法が複数あり、私が実践している超手抜きな方法も書かれていてほっとしたりして。
(アイスティーは場合によってにごったようになってしまう「クリームダウン」という失敗をする)
紅茶を美味しく入れる方法も写真入りで大変実用的だ。

また、美しい紅茶用茶器や、紅茶のパッケージなどもカラー写真で掲載されており、
日本で作られている紅茶も紹介されていて、見ているだけでも楽しい。
最後には紅茶の茶葉を使ったお菓子のレシピも載せられていて、いたれりつくせり。
紅茶好きの方にはもちろん、普段は珈琲だけど紅茶の世界ものぞいてみたい、
という方にも新しい扉をあけるようなつもりで手にとっていただきたい1冊である。

<Amazon.co.jp へのリンク>
※読みたいけれど図書館で借りたり本屋で探す時間の無い方はご利用ください。

おいしい紅茶 ティータイム・ブック―いれ方・楽しみ方・バリエーションのすべて

おいしい紅茶 ティータイム・ブック―いれ方・楽しみ方・バリエーションのすべて

  • 作者: 日本ティーインストラクター会
  • 出版社/メーカー: 大泉書店
  • 発売日: 1995/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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