ナルニアの本質に迫る!「ナルニア国物語 魔術師のおい」 [ナルニア国物語]
「ナルニア国物語 魔術師のおい」(ナルニアシリーズ6)
C.S.ルイス作 瀬田貞二訳 2005年初版(カラー版)
ナルニアはどのようにできたのか?
きっと、それはナルニアを読んできた読者たちにとって、常に胸の中にありながら
数々の冒険の中で気になりつつも先へ先へと送ってきた疑問だったかもしれない。
それに正面から答えてくれるのがこの作品だ。
ロンドンに住むディゴリーとポリーの二人は、不思議な屋根裏にある通路から、
ディゴリーの変わり者のおじによって、見知らぬ世界に送られてしまう。
一方、ディゴリーには病気の母親がいて、常に彼の心を心配させている。
その思いが誘惑への闇へとまたもや引き込もうとすることは想像にかたくない。
さて、この二人がいかにしてナルニアの成立に立ち会うのか。
ナルニアはいかにして出来たのか。
ナルニアの初代王は誰なのか。
ナルニアの動物たちはいったいいかにして集まったのか。
初めての翼を持つ馬はどのようにして生まれたのか。
そして・・・氷の魔女は?
それらの答えがすべてここにある。
その面白さは、ナルニアの世界も6作目に来て語られるからこその面白さ、喜びであり、
なぜ作者がこの順番で作品を送り出したのかが、なんとなくわかるような気もするのである。
また、ここにも、子供達の冒険、そして誘惑、正義、いろんな試練がある。
いつも書いているように、それらは子供達のためだけでなく、大人にも当てはまることごとである。
新たに活躍する子供達の成長と共に、そしてアスランの登場とともに、
さらに最終巻へと飛び立とうではないか。
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※読みたいけれど図書館で借りたり本屋で探す時間の無い方はご利用ください。
こんばんは(^O^)
まずは、お帰りなさい!です(^^)
ナルニア・・・試験が終わった(まだ先ですが・・・)らどっぷり読んでみますw
そしてこちらのナルニア解読本もww
そうでないと、(昔のTV版DVDで概要はつかんでもいますし)
きっとどっぷーりはまること間違いないですから(^^)
by 玉漣 (2006-04-17 23:55)
玉漣さんへ>
ご来店ありがとうございます。
ナルニア、やはりキリスト教的世界の考え方をしっかり理解していないと、
あれ?って思うところもあるかもしれません。また、子供達の成長物語
であるということも重要です。
ヨーロッパの(もちろん、特にイギリスの)歴史、背景も大切かもしれませんね。
解読本ですか・・・あえて読んでいませんが・・・。
そういうアプローチもぜひ紹介してくださいね。楽しみにしています。
by ニライカナイ店主 (2006-04-18 23:56)
おはようございます♪
>キリスト教的世界の考え方
OKですw私、カ○リック幼稚園卒ですので(笑)
その影響あってか、この世界もずいぶん書物で浸りましたからw
ヨーロッパの知識は・・・世界不思○発見!の番組や物語で鍛えた?
だけなのでこちらは、少々準備が必要かも(^O^)。
準備万端で読むと致しましょうw
by 玉漣 (2006-04-19 08:21)