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たまには映画の話を「ニライカナイからの手紙」「サウンド オブ サンダー」 [ちょっとだけ、ひと休み]

今日は、めずらしく映画の話をしてみましょう。


「ニライカナイからの手紙」 監督・脚本 熊澤尚人 出演 蒼井優 平良進 南果歩

ずいぶん前に、ノベライズされたものを立ち読みしていたが、ちゃんとDVDで見たのは
これが初めてだ。
舞台は竹富島。
カメラマンの父を早くに亡くし、島を出た母と理由もわからず幼くして別れ、
少女は郵便局長をしている祖父と二人で暮らしている。

少女には、毎年誕生日に1通の手紙が届く。
東京にいる母からの手紙。
そのときの少女の年齢に合わせてかかれた短いけれど暖かい手紙。
少女はその手紙を抱いて大人になった。
20歳にはすべてのわけを話す、という母の手紙に書かれた約束を待ちながら・・・。

涙なしでは見られない。
あまり詳しくを話すとこれから見たい方には邪魔になる。

ただ、最後にすべての謎はとける。
母の愛をそこに見るはずだ。
美しい物語・・・。

ただ、一言ご注意を。もし、DVDに「おかぁからの手紙」が入っていても、
見る前に読まずに、見てから読んで欲しい。

ニライカナイからの手紙

ニライカナイからの手紙

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2006/01/24
  • メディア: DVD



「サウンド オブ サンダー」
原作 レイ・ブラッドベリ 監督 ピーター・ハイアムズ 
出演 エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック

現在ロードショー中。
2055年、タイムトラベルが商業として成り立つようになった。
大金をだして、太古の恐竜のいる白亜紀にトリップするお客とそれをサポートする社員。
何ももちだしてはいけない、持ち込んではいけない、変えてはいけない、という
3原則が、あるとき破られる。

たった一つのわずかな過ちが「今」に与えた大きすぎる影響とは・・・。

特撮、CGが予算不足のためかややB級のノリであるが、そこは笑い飛ばしても良い。
原作がいいのだろうが、それを時代が近づいた今見てみることは別の意味を持つ。

私達は今、科学を甘くみていないか?人類のあり方は?環境に対する甘えはないか?
いろんなことを、強制的にではなく、自主的に考えさせる映画のように思う。

最後に変化の影響の波ごとに変わっていく様は圧巻。
しかし・・・やはり分類されるとややBに近いのだろうか?
それを承知の上で、ブラッドベリファンはぜひ見てみてほしい。


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