「中国茶を召し上がれ」 邱世賓 [お茶や珈琲に関する本を読みたいときに]
「中国茶を召し上がれ」 雄鶏社
邱 世賓(きゅう さいぱん)文 臼田幸世・古市由利子 料理レシピ
中国茶が流行っているが、お茶の名前の読み方もわからず、どんなタイプなのかも
わからず、たまたま出されたりもらったものを飲んでいることがないだろうか?
でも、「これ美味しい!」と思ったときや、自分が飲んでいるものについて、
知りたい時がある。
そんな方の中国茶への入門書として、大変わかりやすい1冊になっている。
まず、大きく分けて中国茶にはどのような分類があるのか、見た目はどんななのか、
どんな時に飲むのに向いているのか、そしてどんな味なのか。
そして、それらのお茶と一緒にちょっとつまむにはどんなおやつや飲茶がいいのか、
ということが、やさしいわかりやすい文章とセンスのいい写真で構成されている。
また、お茶の入れ方も写真入りで説明されている。
A5くらいの薄いサイズも持って歩いて電車の中や、少し疲れたときに見ているだけでも良い
ハンディサイズ。そして、装丁もいい感じでできている。
あまり肩肘張らず、紅茶、珈琲、そして次は・・・中国茶、というときにお薦めの1冊。
ちなみに、文章が上手だなあと思ったら、邱さんのお父さんは直木賞作家の邱永漢氏、
お母さんは料理研究家の邱苑蘭氏であることが判明。
だからというわけではないが、こなれた、疲れない文体。
解説本アレルギーの方、心配しないで大丈夫。
なお、著者は占星術の研究を本格的にしていた時期もあり、著者のHPで自分の星座を見た私は
心臓凍結・・・当たりすぎ。その業界は「思うところあって」引退されたということだが、
何か星の思し召しでもあったのだろうか?
<Amazon.co.jp へのリンク>
※読みたいけれど図書館で借りたり本屋で探す時間の無い方はご利用ください。
こんばんは,はじめまして.
中国茶って良いですね.紅茶はどうしても砂糖を入れてしまうので.
私も一冊別の中国茶の本を持っていますが,
薄いこの本,ポケット版として2冊目とかにも良さそうと思いました.
PS若干,著者の占いも気になりつつ.
by sei71 (2005-11-24 21:56)
惺さんへ>
はじめまして&ナイスありがとうございます。
先ほどそちらのブログ拝見したら、同じデザインでおどろきました。
惺さんの方が洗練されてますが(汗)。
紅茶はレピシエなどのアレンジものなら砂糖をいれなくてもおいしいものが
ありますのでお試しを。ちなみに、私は砂糖を入れなくなってからやっと
珈琲が飲めるようになりました。もともとは紅茶党です。
中国茶は入れ方が楽しくて最近はまりました。
著者の名前で検索エンジンでHP探してください。まだ占い残ってますよ。
凄いです。当たってたら、またコメントください。
by ニライカナイ店主 (2005-11-24 22:56)
anninnさんへ>
ナイスありがとうございます。
そちらのブログを先ほど拝見したのですが、
ちょうど杏仁豆腐の作り方を知りたかったので非常にラッキーでした。
ありがとうございます。こちらからもまた遊びにいかせていただきますね。
by ニライカナイ店主 (2005-11-25 20:14)